どうも、兼業FXトレーダーのKuMaです。
この記事では、「グランビルの法則」について解説します。
グランビルの法則は、移動平均線と価格の関係から、相場の方向性を判断するのに有用です!
まず移動平均線の種類や設定方法について知りたい人は、下のリンクをご覧ください。
https://www.ski-kuma-fx.com/%e3%80%90%e5%8b%9d%e7%8e%87%e3%82%a2%e3%83%83%e3%83%97%e3%80%91%e7%a7%bb%e5%8b%95%e5%b9%b3%e5%9d%87%e7%b7%9a%e3%81%ae%e9%81%95%e3%81%84%e3%81%af%ef%bc%9f%e4%bd%bf%e3%81%84%e6%96%b9%e3%82%84%e8%a8%ad/[rtoc_mokuji title=”” title_display=”” heading=”h3″ list_h2_type=”” list_h3_type=”” display=”” frame_design=”” animation=””]
グランビルの法則とは?
移動平均線を広く普及させたことで有名な、米国アナリストの「ジョゼフ・E・グランビル」が考案しました。
移動平均線と価格の関係から、相場の方向性を分析します。
グランビルの法則は「買いのポイントが4つ」「売りのポイントが4つ」計8つのポイントで構成されます。
移動平均線の設定は「日足」「200日移動平均線」
グランビルの法則では、一般的に「日足」「200日移動平均線」が利用されます。
200日移動平均線とは、「1年間」のことを表します。
1年間の価格の平均値を表す200日移動平均線は、相場の方向性を判断するうえで、特に重要な指標として知られています。
8つの売買ポイントを解説!
①新規買い ・・・移動平均線が水平・上向きに転じたとき、ローソク足が上抜け
②押し目買い ・・・移動平均線が上向きのとき、一旦ローソク足が移動平均線を下回るも、再度上抜け
③買い増し ・・・移動平均線が上向きのとき、一旦ローソク足が移動平均線付近まで下落も、下抜けせず再上昇
④逆張り買い ・・・移動平均線が下向きのとき、ローソク足が大きく乖離した場合
①新規売り ・・・移動平均線が水平・下向きに転じたとき、ローソク足が下抜け
②戻り売り ・・・移動平均線が下向きのとき、一旦ローソク足が移動平均線を上回るも、再度下抜け
③売り乗せ ・・・移動平均線が下向きのとき、一旦ローソク足が移動平均線付近まで上昇も、上抜けせず再下降
④逆張り売り ・・・移動平均線が上向きのとき、ローソク足が大きく乖離した場合
① 新規買い
移動平均線が下降から水平・上向きに転じたとき、ローソク足が上抜けした場合、新規買いのサインです。
これはトレンドの転換時に現れるシグナルで、底値に近い価格で買いタイミングがやってきます。
「底値で買いたい」って人は、このシグナルに注目だね!
② 押し目買い
移動平均線が上向きのとき、一旦ローソク足が移動平均線を下回るも、再度上抜けした場合、押し目買いのサインです。
長期的な上昇トレンドであっても、常に価格が上がり続けていくことはありません。
価格の上下を繰り返しながら、少しずつ上昇していきます。
つまり上昇トレンドの中で、一時的に価格が下がった時が、押し目買いのポイントです。
新規買いと違い、押し目買いのチャンスは1度の上昇トレンド中に何度も現れます。
「移動平均線を下回った時点」で買うか、「再度移動平均線を上抜けた時点」で買うかは、トレーダーの判断によって変わってくるよ!
③ 買い増し
移動平均線が上向きのとき、一旦ローソク足が移動平均線付近まで下落も、下抜けせず再上昇した場合、買い増しのサインです。
長期的な上昇トレンドであっても、常に価格が上がり続けていくことはありません。
価格の上下を繰り返しながら、少しずつ上昇していきます。
上昇トレンドの中で、一時的に価格が下がった時が、買い増しのポイントです。
買い増しのチャンスは1度の上昇トレンド中に何度も現れます。
新たに買いを保有するとき、買いを追加するとき、どちらにも適したタイミングだね!
④ 逆張り買い
移動平均線が下向きのとき、ローソク足が大きく乖離した場合 、逆張り買いのサインです。
これはいわゆる「リバウンド狙い」のトレードです。
下降トレンドの最中でも、移動平均線と価格が大きく離れすぎると、一時的に移動平均線に戻るように反発することがあります。
このような反発を「自律反発」と言います。
反発せずに、そのまま下降し続けることもあるので、トレードタイミングには注意が必要だね!
① 新規売り
移動平均線が上昇から水平・下向きに転じたとき、ローソク足が下抜けした場合、新規売りのサインです。
これはトレンドの転換時に現れるシグナルで、天井に近い価格で売りタイミングがやってきます。
「天井で売りたい」って人は、このシグナルに注目だね!
② 戻り売り
移動平均線が下向きのとき、一旦ローソク足が移動平均線を上回るも、再度下抜けした場合、戻り売りのサインです。
長期的な下降トレンドであっても、常に価格が下がり続けていくことはありません。
価格の上下を繰り返しながら、少しずつ下降していきます。
つまり下降トレンドの中で、一時的に価格が上がった時が、戻り売りのポイントです。
新規売りと違い、戻り売りのチャンスは1度の下降トレンド中に何度も現れます。
「移動平均線を上回った時点」で売るか、「再度移動平均線を下抜けた時点」で売るかは、トレーダーの判断によって変わってくるよ!
③ 売り乗せ
移動平均線が下向きのとき、一旦ローソク足が移動平均線付近まで上昇も、上抜けせず再下降した場合、売り乗せのサインです。
長期的な下降トレンドであっても、常に価格が下がり続けていくことはありません。
価格の上下を繰り返しながら、少しずつ下降していきます。
下降トレンドの中で、一時的に価格が上がった時が、売り乗せのポイントです。
売り乗せのチャンスは1度の下降トレンド中に何度も現れます。
新たに売りを保有するとき、売りを追加するとき、どちらにも適したタイミングだね!
④ 逆張り売り
移動平均線が上向きのとき、ローソク足が大きく乖離した場合 、逆張り売りのサインです。
これはいわゆる「リバウンド狙い」のトレードです。
上昇トレンドの最中でも、移動平均線と価格が大きく離れすぎると、一時的に移動平均線に戻るように反発することがあります。
このような反発を「自律反発」と言います。
反発せずに、そのまま上昇し続けることもあるので、トレードタイミングには注意が必要だね!
まとめ:勝率アップのためにも覚えておこう!
グランビルの法則で使用する200日移動平均線は、世界中のトレーダーが意識するラインで、移動平均線自体が抵抗線になることもあります。
ローソク足が200日移動平均線の近くを推移しているときは要チェックですね!
グランビルの法則を知っていれば確実に勝てるわけではないではないですが、知っていれば勝てる場面は確実にあります!
1つの法則・手法だけにこだわらず、多方面から分析することで、トレードに根拠ができ、勝率アップにつながります。
安定的に勝てるトレーダーになるためにも、グランビルの法則を覚えておきましょう。