夏時間、冬時間って知ってる？　夏時間とＦＸの関係、トレードでの注意点について解説！

こんにちは、KuMaです。

この記事では、

って人のために、ＦＸにおける夏時間、冬時間について解説します。

先に言っときますと、夏時間、冬時間はＦＸにめちゃくちゃ関係してきます！

知らない人は、この記事で覚えてしまいましょう。

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夏時間（サマータイム）とは？

夏時間とは、日出時刻が早まる時期に合わせて時計の針を１時間進める制度のことで、欧米を中心に様々な国で導入されています。

アメリカでは通常『デイライト・セービング(Daylight Saving Time(DST)』と呼ばれています。

夏時間を導入することで、太陽が昇っている時間帯の活動時間が増える、照明灯の電気代の節約、経済の活性化、プライベートの充実等のメリットを期待することができるらしいです。

日本人には少し馴染みがない言葉ですが、夏時間を知らずに海外旅行にいくと、飛行機の時間を間違えるなど大変な目にあってしまうので注意が必要です。

 

FXと夏時間の関係

夏時間によってFX関連で影響を受けることが２つあります。

特に「経済指標を発表する時間の変更」はFXトレーダーに大きく大きく影響してきます。

経済指標前後はトレードしない、経済指標までにポジションを整理するトレーダーは多いですね。私も経済指標前後のトレードは気を付けるようにしています。

そんなトレーダーが夏時間を知らないと、普段は経済指標が発表されない時間帯にトレードしてしまい、思わぬ事故に巻き込まれてしまう可能性があります。

そんな私もFX初心者１年目の時、経済指標の発表時間変更を知らず、防げたはずの大損をしてしまいました（それ以来、朝起きて経済指標の時間を確認するのが日課となっています）

みなさんも昔の私のように大損をしないよう、経済指標を発表する時間は必ず把握しておきましょう。

FX会社の取引時間帯の変更については、各社のホームページに記載があるので、そちらで確認してみてください。

 

主要国の夏時間の期間

基本的に3月から11月までが夏時間、それ以外が冬時間と覚えておけば問題はないです。

ただし、オーストラリアとニュージーランドは南半球の国ということもあってか、夏時間と冬時間の期間が逆転するため、注意が必要です。

 

夏時間で特に注意すべき時間帯

夏時間による時間帯の変更で、特に注意が必要な時間帯を3つ紹介しておきます。

21時～23時（米国雇用統計）

全ての経済指標の中で、最も市場への影響が大きいのは「米国雇用統計」です。

アメリカは世界経済の中心なので、米国雇用統計はUSD（米ドル）のみならず、世界中の通貨へ大きな影響を与えます。

極端な話、米国雇用統計の結果が良好なら「世界中が好景気」、結果が悪いなら「世界中が不景気」と判断されます。

なので、USD（米ドル）を扱わないトレーダーも必ずチェックしておきましょう。

米国雇用統計が発表される日時は以下の通りです。

 

23時～25時（その他の米国経済指標）

日本人のFXトレーダーは24時（深夜0時）になるとトレードを終了し、そのまま就寝する人が多い傾向にあります。

アメリカの経済指標や要人発言は24時以降に集中することが多く、日本人トレーダーが就寝中に為替レートが大きく動くことがしばしばあります。

しかし夏時間に入ることで、今まで深夜0時から1時までの間に発表されていた経済指標が、23時00分から0時00分までの間に発表されるようになります。

つまり、今までトレードと関係なかった経済指標が、急に関係してくるようになるのです。

深夜の時間帯は少しずつ脳もお休みモードに入り、集中力や判断力も低下してくるので、思わぬ経済指標と遭遇し大損してしまわないよう注意しましょう。

 

16時～、21時～　（ロンドン市場、ニューヨーク市場）

夏時間になることで、ロンドン市場、ニューヨーク市場へ突入する時間帯も変更となります。

これらの時間帯は世界中で多くのトレーダーが市場に参入するので、値動きが大きくなる傾向があり、注意が必要です。

 

まとめ：３月、１１月は注意しよう

夏時間、冬時間はＦＸトレードに大きく影響することは分かっていただけましたか？

３月、１１月は夏時間～冬時間への移行期間である国が多いので、特に注意が必要な期間です。

自分がメインで取引している通貨国については、必ず夏時間開始時期、終了時期を把握しておきましょう！